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専門治療のご紹介Specialized

呼吸器科

呼吸器科とは

肺炎について

肺炎には、

・細菌、ウイルス、カビ等の多様な微生物がひきおこす感染性肺炎。
・食物等の誤嚥による誤嚥性肺炎。
・アレルギー性の肺炎。
・膠原病等の合併症として現れる間質性肺炎。

等種々の肺炎がありますが、一般的に多く見受けられる肺炎は細菌による感染性の肺炎です。
細菌性肺炎は健康に日常生活を送っている方でも発症する可能性があり急激に進行する場合もあります。発熱、咳、呼吸困難感等の症状が続く場合は肺炎の可能性も考慮するべきです。
誤嚥性肺炎は高齢化により近年増加傾向をみています。年齢を重ねると嚥下能が低下し食事の時にムセる事が多くなります。このムセ症状が多くなると誤嚥性肺炎に注意が必要です。また嚥下能がさらに低下してくるとムセる事もなくなり常に口腔内の唾液や口腔内細菌を気管内に吸い込んでしまう状態になり肺炎をきたしてしまう事になります。したがって口腔内を清潔に保つ事が大事になります。特に食後や飲酒後にうたた寝をしてしまう時などに口腔内細菌を誤嚥する事が多くなりますので食後の歯磨きが大事になります。

中等度以上の肺炎や誤嚥性肺炎では入院にての加療が必要となります。当院に於いても近隣クリニックの先生方や施設より多くの肺炎の患者様の入院加療の依頼を頂いており、適切な治療に努めています。

 

毎日きちんと睡眠を取っているはずなのに、なぜか日中眠かったり、気がつくと眠って
しまっていたことはないでしょうか?
一生の内のほとんどの時間を占める睡眠。睡眠障害は、健康に大きな影響を及ぼします。
その障害のひとつが、睡眠時無呼吸症候群です。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?

睡眠時無呼吸症候群とは睡眠時に10秒以上の呼吸停止が反復しておこる状態で、睡眠1時間あたり5回以上認めれば睡眠時無呼吸症候群と診断されます。

症状としてはいびきはもちろん日中の眠気、夜間頻尿等が認められ、特に日中の眠気は会議中の眠気、運転中の眠気を引き起こし社会生産性に重大な影響をおよぼします(呼吸停止時のたびに脳が覚醒し睡眠時間はとっていても実はよく眠っていないのです)。

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近年では睡眠時無呼吸による居眠り運転で重大な事故を引き起こした事例が相次ぎ多くの企業検診においても睡眠時無呼吸の検査が導入されています。

また合併症として難治性の高血圧、糖尿病、が認められ、心筋梗塞や脳梗塞、脳出血をきたす事も知られています。さらにエネルギー代謝やホルモン分泌に影響し肥満傾向となることも知られています。

居眠り運転イラスト

1時間あたりの無呼吸が20回以上に達するような中等症~重症になると寿命が短くなり、7~8年後には20%~30%の人が死亡すると報告されています。その死亡原因の多くは、心筋梗塞や脳梗塞です。

検査について

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当院では、まず家庭で検査可能な簡易検査を施行し睡眠時無呼吸の有無と重症度の判定を行います。その後、睡眠時無呼吸症候群と診断された場合には夜間一泊入院して頂き睡眠脳波、心電図、筋電図を含めたPlolysomnography(PSG)と呼ばれる総合的な検査を行い睡眠効率や無呼吸の原因を含めた総合的な精査を行っています。

 

睡眠時無呼吸症候群の治療としてはCPAPと呼ばれるマスク式の陽圧換気補助器を睡眠時に装着して頂くCPAP治療を行っています。CPAP治療は患者様個々の重症度や睡眠の質に対応した加療を行っています。

 

重度のいびきや睡眠時の無呼吸を指摘されている方はもちろん、眠っても熟睡感が得られない方、日中の眠気、運転時の眠気を自覚している方は一度、睡眠時無呼吸の検査(まずはスクリーニング検査として自宅で可能な簡易検査)をお勧めします。

呼吸器内科

板井 典朗 (いたい のりあき)

金沢医科大学医学部卒業

 

資格

日本呼吸器内視鏡学会気管支鏡専門医
日本医師会認定健康スポーツ医

 

所属学会
日本呼吸器学会

板井先生