内藤病院/松風海
医療法人 松風海 内藤病院では、関連施設である内藤クリニック、保健予防活動センター トータス、
メディカルランチ食膳孝とともに胃がん・大腸がんなど、がんの予防から治療まで包括的に患者とそのご家族を支援し、療養生活の質を
よりよいものにするべく、品質の高い医療の提供を目指してまいります。
検診でがんを発見する
がんの早期発見は治癒可能性を高めるための重要な手段です。
定期的な検診は自覚症状のないがんの発見にもつながることがあります。
当病院では市民検診における胃がん、大腸がん、肺がん等の検査、内視鏡による胃・大腸の検査を行い腫瘍の有無・進行度を検査できます。
メディカルフィットネスで疾病を防ぐ身体をつくる
内藤クリニック併設施設の保健予防活動センター トータスは医療法第42条に則った健康増進施設であり、
疾病予防のため健康運動指導士のもと適切な有酸素運動を行い、運動指導・保健指導を行っていきます。

トータスでは、トレッドミル、自転車エルゴメーターだけでなく
長さ12.5メートルの施設内プールを設置し、疾病を予防できる身体づくりをサポートします。
食事でがんにならない身体をつくる
当病院の理事が運営するメディカルランチ食膳孝は、管理栄養士が作成する身体にやさしい献立をご自宅まで配達します。
食膳孝では栄養バランスを考えた疾病予防食、糖尿病・腎臓病など疾患に応じてオーダーメイドする治療食、
年代に応じた必要なエネルギーが摂取できるよう考慮した低栄養予防食の3種類を用意し、食事から健康をサポートします。
内視鏡的治療
疾病の予防・早期発見が重要視されている現在、内視鏡による診断、治療は画像・操作性など機器精度の向上
そして開腹手術に比べ低侵襲治療であり患者さんの身体的負担軽減につながることから、大きな期待を寄せられています。

当病院では2015年5月にオリンパス社製の内視鏡新システムを導入しました。
約10年ぶりに導入される国内向けシステムで、オリンパス社の最上位機種に位置付けられているものです。
外科的治療
当病院では大腸がん・胃がんなど消化器系器官をはじめとした腫瘍除去の外科的治療により、根治的な治療を目指すとともに
腫瘍部位を切除することにより発生するQOL(Quality of Life=生活の質)の低下を防ぐことに努めています。
ペプチドワクチン療法(免疫療法)
当病院では久留米大学病院がんワクチンセンターと協力し、がんペプチドワクチン外来を行っています。
患者本人の免疫細胞を増やし活性化させ、がんの再発や増殖を防ごうとする治療です。
がん細胞特有のペプチドを注射し、がん細胞を選択的に攻撃するよう誘導します。

患者本人の免疫細胞を利用していることと、がん細胞が発現しているペプチドを患者ごとに2~4種選択し
がん細胞へ特異的に効率よく反応させるため、患者自身の副作用が少ないことが特徴です。治療も外来にて可能です。
がん化学療法
抗がん剤を使用する治療です。進行・再発がんの治療のため、がんの進行を遅らせることを期待して
化学療法単独で実施するほか、手術前に大きな腫瘍を抗がん剤で小さくして、それから外科的治療を行うなど
集学的治療の一部を担います。

化学療法といえば以前は入院が一般的でしたが、新しい抗がん剤や副作用を抑える薬の開発などにより
外来で化学療法を実施することが可能になり、症状にもよりますが仕事を続けながら治療を行える方も増えてきています。
温熱化学療法(免疫療法)
温熱化学療法はITCと呼ばれペプチドワクチンと同じく免疫療法の一種で、自己免疫を高めることでがんの再発や増殖を防ぎます。
生理的に全身の体温を上昇させ免疫を高めることにより、化学療法など他の療法の効果引き上げ・相乗効果を期待できます。
また、生理的発熱を利用し、患者の体力の範囲内で治療を行いますので副作用が少なく、継続的に治療が可能なことも特徴です。
食事療法(ITC食)
温熱化学療法での免疫効果を高めるため、食事面でも「動物性脂肪を控え、肉・卵・多量の乳製品の使用を控える」、
「大豆・魚介類を率先して用い、主食も玄米を提供する」など当病院の管理栄養士が工夫を行っています。
この温熱化学療法向けのITC食は当院で20年の実績があり、豊富なノウハウのもと提供を行っています。
がんリハビリテーション
当病院ではがん療法における集学的治療のひとつとして、リハビリによる生活の質の維持・向上に取り組んでいます。
がんそのものによる痛み・食欲低下・だるさ、治療による身体機能の低下が発生しても能力の回復や維持を目的に
がんの治療と並行して行い、病状の変化などその場の状況に応じて適切な対応を行います。
緩和ケアとは「病気に伴う心と身体の痛みを和らげること」を目的としたケアです。
これまでの緩和ケアの考え方はがんに対する治療が終了してから緩和ケアに移行することが一般的でしたが、
現在では患者の尊厳・生活の質・自分らしさを保つことは、治療を進めることと同じくらい大切なことであると認識され、
がんの治療初期から痛みや心のつらさを軽くするため、必要に応じて実施されます。

当病院では緩和ケアチームの配置のほか、毎月1回、精神科の非常勤医師が精神的ケアを行い、
患者がより豊かに療養の時間を過ごせるよう取り組みを行っております。
外科的治療・内科的治療(化学療法・免疫療法)・内視鏡的治療・放射線治療など複数の治療法を
組み合わせて行うことを集学的治療といい、当病院においても各分野のスペシャリストが協力して集学的治療を可能にしています。

内藤病院の理念

一、患者さんの身になり
   気持ちある医療人としての誇りをもつこと

一、各専門スタッフの和をもって
   質の高い医療を提供すること

一、地域に必要とされる医療機関として、
   医療連携を密にし、専門的医療を実践すること

一、個人情報保護に努め、安心安全な医療を提供すること

一、自己研鑽を惜しむことなく、最新の医療を目指すこと

 理事長挨拶

2011年の構想から3年、新築病院へ移転しました。
90床、7対1看護の急性期病院として2次救急、がんの専門病院として診療を行います。
救急患者対応の広い施設、眠って出来る内視鏡室、最新の手術室、外来化学療法室、優しさの視点に立つ病室、
大きな窓のある落ち着いた個室も造りました。
医療都市久留米を意識し地域だけでなく、県外、外国からの患者さんに対する為に英語も表示し、
筑後川をイメージした庭、表示板には籃胎漆器を使い久留米絣を建築の一部として使用致しました。
最高技術、最高の施設で、最高のおもてなし医療を行います。

 

松風庵から松風海へ

明治の頃、内藤半次郎が造った庭園は泉石配置、松と杉苔を含めた樹木の点綴りまで極まっており、
久留米に御滞泊された小松宮彰仁親王(注)は庭園の風情を愛でられ、「松風庵」の三文字を下賜された。

(西村延次郎.:筑後名鑑.1937)

 

この額は今も内藤家の茶室に掲げられ見るものの心を打つ。

 

この庭園を観ながら育った4世代後の初代理事長内藤壽則は医療法人名を付けるに当たり、誇りに思うこの「松風庵」の「松風」に、生命の源、自身 心のふるさと「海」を付け加え医療法人「松風海」と命名した。

 

(注)彰仁親王の妃は旧久留米藩主有馬頼咸の長女 頼子

沿革

昭和60年11月 福岡県久留米市西町1164番地1において肛門科・胃腸科・外科、一般10室31床で開業する。
昭和62年 7月 第2期増築に伴い一般16室50床に増床する。
昭和63年 4月 第3期増築に伴い一般17室52床へ増床する。
平成 3年 5月 第4期増築に伴い一般29室90床へ増床する。
  外科的治療をする中で、『早期発見・早期治療』という目的を加えることにより、
  より多くの地域の方々に貢献できるのではと考え、この増築にあたり予防の目的のために
  病院内の1階と2階の一部にプール12.5m×3コース、ジャグジー、スタジオ、ジムを有する
  保健予防活動センター「アクア ウェーブ トータス」を併設する。
  スタッフの働く環境改善のため託児所「ナーセリー ラビット」を開設する。
平成 5年12月 一般29室90床、うち療養型病床群10室39床に変更する。
平成 8年11月 診療科目循環器科、リハビリテーション科を増設する。
平成 9年 4月 個人より法人化し、「医療法人 松風海」と名称変更する。
平成 9年 5月 労働者健康保持増進サービス機関として認定を受ける。
平成 9年 5月 療養型病床群を廃止し、一般29室90床に変更する。
平成10年11月 通所介護リハビリテーション室を開設する。
平成11年 1月 診療科目放射線科を増設する。
平成14年 1月 (有)トータス タカコーポレーションより疾病予防・運動療法に関する事業を
  「医療法42条業務の拡大」により医療法人 松風海の付帯業務として業務を移譲する。
  名称は「メディカルフィットネスセンター・トータス」とする。
平成14年 1月 診療科目麻酔科を増設する。
平成15年 6月 第5期増築に伴い一般29室90床から一般37室90床に増室する。
平成16年12月 診療科目、内科を増設する。
平成18年 2月 急性期入院加算承認。
平成18年 4月 診療報酬改定により申請、一般10対1入院基本料(2棟 90床)承認。
平成18年 4月 診療報酬改定により申請、脳血管疾患等リハビリテーション料承認。
平成18年 4月 診療報酬改定により申請、運動器リハビリテーション料(Ⅰ)承認。
平成18年 4月 診療報酬改定により申請、呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)承認。
平成18年 4月 診療報酬改定により申請、褥瘡ハイリスク患者ケア加算承認。
平成18年 4月 診療報酬改定により申請、亜急性期入院医療管理料承認。
平成18年 4月 診療報酬改定により申請、電子加算承認。
平成18年 4月 診療報酬改定により申請、ニコチン依存症管理料承認。
平成18年 4月 診療報酬改定により申請、喘息治療管理料承認。
平成18年 4月 診療報酬改定により申請、栄養管理実施加算の承認。
平成18年 4月 介護予防通所リハビリテーションの指定をうける。
平成18年 4月 診療科目、呼吸器科を増設する。
平成18年 4月 褥瘡ハイリスク患者ケア加算承認。
平成20年 4月 診療報酬改定により申請、脳血管リハビリテーション科(Ⅲ)を取得
平成20年 4月 診療報酬改定により申請、医科点数表第2章第10部手術の通則5および6に掲げる手術の承認
平成20年 6月 DPC導入の影響評価に係る調査申請書の承認を得、DPC準備病院となる
平成20年 8月 一般入院基本料7:1(2棟 80床)の承認
平成20年 9月 診療報酬改定により申請、医療事務作業補助体制加算(50:1)承認
平成22年 4月 診療報酬改定により申請、救急医療管理科加算 承認
平成22年 4月 診療報酬改定により申請、救急搬送患者地域連携受入加算 承認
平成22年 4月 診療報酬改定により申請、がん性疼痛緩和指導管理料 承認
平成22年 4月 診療報酬改定により申請、運動器リハビリテーションⅡ 承認
平成22年 8月 診療報酬改定により申請、総合評価加算 承認
平成22年 9月 診療報酬改定により申請、医師事務作業補助体制加算の区分:25対1補助体制加算 承認
平成23年 3月 検体検査管理加算(Ⅱ) 承認
平成23年 4月 DPC対象病院となる
平成23年 4月 一般病棟7対1 入院基本料(52床)承認
平成23年 4月 亜急性期入院医療管理料(2) (38床)承認
平成23年 4月 急性期看護補助体制加算(1) 承認
平成23年 7月 がん治療連携指導料 承認
平成23年 7月 亜急性期リハビリテーション提供体制加算 承認
平成23年 8月 開放型病院共同指導料 承認
平成24年 2月 診療科目、肝臓外科を増設する。
平成26年 4月 現住所へ移転し、診療を開始する。
平成27年 4月 地域包括ケア入院医療管理料1(21床) 承認
平成27年 6月 地域包括ケア病棟入院料1(49床) 承認
平成28年 6月 外来化学療法加算1 承認
平成28年 7月 内藤クリニック 有床診療所(12床)に変更する
  内藤病院 (78床)に変更する
平成29年 5月 内藤クリニック 無床診療所に変更する
  内藤病院 (90床)に変更する